犬を飼うときにかかる初期費用は?揃える物と合わせてご紹介!

 

 

新しい家族としてワンちゃんを迎え入れる時はとても胸がドキドキします。しかし何が必要なのか?いくらかかるのか?初めて飼う方には分からないことだらけですよね。

思った以上に大変だったり、想定外の初期費用がかかってしまったりとならないようにしっかりと事前に調べて準備しておきましょう!

犬を飼う時にかかる初期費用

ワンちゃんを飼うというのは当然ですが経済的な負担が増えます。初期費用に加え維持費もかかることを頭に入れておきましょう。

初期費用はまずワンちゃん自体の費用がかかります。知人などから譲り受ければかかりませんがペットショップなどで購入すると最初に生体費用が発生します。

次に狂犬病予防、混合ワクチン、去勢や避妊費用、飼い犬登録料(畜犬登録料)などが発生しますので一つ一つご説明します。

まずは飼い犬登録(畜犬登録)をしましょう

ワンちゃんの登録と狂犬病の予防接種は飼い主の義務として定められています。まずワンちゃんを所有した人は所有した日から30日以内(生後90日未満のワンちゃんの場合は91日~120日の間)に登録をします。

動物病院で行う予防接種と一緒に畜犬登録してくれる場合もあるので確認するといいでしょう。動物病院で登録手続きを行っていない場合は飼い主自身が登録する必要があります。

その場合はお住まいの地域の役場へ行って登録しましょう。費用は自治体にもよりますが大体3000円~3500円程度の登録料が必要となります。

基本的には一頭の犬につき生涯1回の登録ですが、引っ越した場合は引っ越し先の自治体への届出が必要なので注意しましょう。

狂犬病予防接種も忘れずに

先述しましたが畜犬登録以外は狂犬病予防接種が飼い主に義務付けられています。

狂犬病は発症すると治療することができないため、感染する前に発症を防ぎワンちゃんはもちろん飼い主やご家族、ご近所の方々などへ感染させない目的です。

生後91日以降のワンちゃんにはなるべく早く予防注射を受けさせて注射済票の交付を受けましょう。その後は1年に1回(4月~6月)の予防注射で免疫を補強していきます。

動物病院でも 狂犬病の予防接種は受けられますが各自治体の集団接種もできます。費用は動物病院も各自治体も大体3000円程度ですが動物病院では注射済票の発行料が別途かかります。

混合ワクチンは義務ではない?

混合ワクチンは狂犬病以外の治療が困難な病気に対する抗体を作るワクチンです。

子犬の頃は生後2か月~3か月で子犬自身の抗体が弱体化してしまうのでワクチンによって抗体を作って病気に対抗する為です。

混合ワクチンにはいくつか種類があるため獣医さんと相談して決めるといいでしょう。またワクチンの接種時期や回数についても生後8週~12週で一回(大体ペットショップやブリーダーで行ってくれます)、その後一か月程度毎に1回ずつ接種して合計3回接種します。

これは免疫力をしっかり獲得するためと言われています。費用は大体1回8000円~10000円弱かかりますので動物病院にしっかり確認しましょう。

混合ワクチンは義務ではありませんが、以前は狂犬病予防のように毎年1回は受けることが当たり前でした。

しかし最近は子犬の頃にしっかりとワクチン接種していることを前提として3年ごとに1回という流れもあるようです。これは諸説ありますのでかかりつけの獣医さんと相談するといいでしょう。

去勢や避妊は常識かも

こちらも混合ワクチン同様義務ではありません。しかし最近は子犬のうちに去勢・避妊手術をする人が増えています。

これは現代では昔のように外で飼う犬が減少傾向にあり室内犬が増加していることに関係があるようです。

ワンちゃんは本来外を元気に駆け回り運動することでストレスを発散します。ですが室内で飼っているとそういう機会も減ってしまい段々とストレスが溜まって攻撃性や凶暴性が増したり、ワンちゃん自身が自分を傷つけてしまったりすることがあります。

一日数回のお散歩が一般的ではありますが、そのような場合でも避妊や去勢手術をすることでストレスを軽減することができます。

他にも望まない妊娠の防止や、老犬になってからかかりやすくなる繁殖気管の病気にもかからなくなるというメリットがあります。費用は犬種によって変わりますが大体20000円~50000円ほど必要になります。自治体によっては補助金が出る可能性もあるので獣医さんに確認するといいでしょう。

ワンちゃんのための環境を用意する

ワンちゃんを迎え入れる為には環境を整えてあげることも大切です。ここでは室内で飼うことを想定してご紹介します。

最初はスターターキットで用品を揃えると費用が抑えられる

一つ一つこだわりを持って高い物を揃えるのも結構ですが、初期では色々と費用がかかるので抑えられるところは抑えた方が良いでしょう。

最近はホームセーターなどでもペットショップが入っていて色々なグッズが売っていますが、その中にスターターキットという最初に必要な用品をセットで販売しているところもあります。例えばですが下記の内容のセットが一万円以下で売っているところもあります。

  • トレー付サークル(Mサイズ)
  • ペットシーツトレー(レギュラー)
  • ペットシーツレギュラー(100枚入り)
  • ペットボトル給水器
  • ステンレス製食器
  • ウェットティッシュ(3P)
  • ペット用お掃除スプレー
  • かじりボーン(S)
  • お散歩クリーナー(20枚入り)

この内容で1万円以下はとてもお買い得だと思います。最初はこのようなスターターキットから始めて、後から一つずつこだわって良いものを揃えていくのもおすすめです。

初期費用は最低でもこれだけかかる

生体費用は20万円と想定して、更に混合ワクチン、避妊・去勢手術も行った場合の合計は以下になります。

  • 生体費用 20万円
  • 畜犬登録料 3千円
  • 狂犬病予防接種費用 3千円
  • 混合ワクチン(3回分) 3万円
  • 去勢・避妊費用 5万円
  • スタートキット 1万円
  • 合計 29万6千円

いかがですか?思ったよりもかかりますか?これはあくまでも初期費用なので当然ここから天寿を全うするまで面倒をみると病院代や食費、シャンプー代などの維持費もかかります。

更に経済的な負担だけでなくワンちゃんとの生活は刺激もあれば苦労もあります。それらをしっかりと理解して責任を持ってワンちゃんを迎え入れることを考えてください。

犬を飼う時に絶対必要な物・グッズ

先ほどのスターターキットに加えて必要な物・グッズをご紹介します。ワンちゃんを迎え入れる前にしっかりと事前に準備してあげましょう。

首輪とリード

首輪やリードも色々と種類がありますので愛犬に合うものを選んであげましょう。まずは首輪のサイズ選びです。

ワンちゃんの首回りを巻尺で計り大体指が2本程度入る余裕があるといいでしょう。素材は布やナイロンや革などがありますので引っ掻いたり引っ張ったりして怪我をしないような素材を選んであげてください。

首輪には万が一迷子になってしまったときの為に鑑札をぶら下げておくこともお忘れなく。続いてリードです。

最近は伸縮するリードもありますが、慣れていないと伸ばし過ぎてワンちゃんを危険な目に合わせてしまう場合もあります。選ぶときはそのような状況も考慮して選びましょう。ワンちゃんにお散歩は必須です。

たまにノーリードでお散歩させている方も見ますが、ワンちゃんの安全とマナーを考えて必ず首輪とリードを使用しましょう。

フード選びは大切

飼い主なら誰でも思うことですが、愛犬にはできるだけ長く健康でいてもらいたいと思うものです。我々人間も健康のために食事を気にしますが、ワンちゃんたちも健康でいるためには食生活が大きく影響してきます。

ではどのようなものを選んだら良いのか?ポイントはワンちゃんのサイズと年齢です。一言にドッグフードといってもワンちゃんには大、中、小、極小とサイズがあり、それぞれ必要な栄養素やカロリーが異なります。

また年齢による栄養の摂り方も人間同様変わってきます。基礎代謝や運動量によって子犬、成犬、老犬などと別れていますのでよく確認して選びましょう。あとは人間同様無添加物を選び、消化の良くない穀物類が入ったものは避けるといったことも大切です。

ケージやベッドはワンちゃんの安息の場所

室内でワンちゃんを飼っている家庭ではケージに入れるなんてとんでもないと思う人もいるかもしれません。しかしワンちゃんにとってのケージはテリトリーであり安息の場所になります。

ワンちゃんがリラックスできるように快適な場所を作ってあげましょう。ケージは檻のようなタイプと天井部分が開けているサークルタイプがあり、素材も木製や鉄製など様々です。ワンちゃんは狭い空間に安心感を覚える為、広ければいいというわけではありません。

広すぎず狭すぎず掃除をしやすいタイプを選ぶといいでしょう。

おもちゃは遊ぶだけでなくしつけのためでもある

ワンちゃんのおもちゃは音がなるものや転がるもの、引っ張るものなど色々とあります。用途によって色々と使い分けるようにしましょう。

注意点は簡単に壊れてしまわない物、飲み込まないように大きさに注意、有害なものが含まれていないものなど気を付けるといいでしょう。

稀に履かなくなってしまったスリッパや靴を差し出す飼い主も見かけますが遊んでいいおもちゃと遊んではいけない生活用品の区別がつかなくなってしまうので絶対にやめましょう。

犬を飼う時にあったら便利なグッズ

必須というわけではありませんがワンちゃんとの生活が楽しめるようにあると便利なグッズもご紹介します。

お散歩時のうんち対策グッズ

昔はビニール袋とティッシュだけで鷲掴みにして取ったり、ショベルで掬ったりしていたワンちゃんのうんち。最近は手を汚さずショベルも使わないような便利なうんち対策グッズがあります。ワンちゃんのうんちの処理は飼い主のマナーなのでキチンと取りましょう。

夜間のお散歩もこれで安心LEDライト

夏などの気温が高い日はなかなかワンちゃんのお散歩もなかなかできません。涼しくなった夜なら快適ですが夜道は自動車や自転車がワンちゃんを認識できずぶつかってしまう危険もあります。

そんなときはLEDライトを首輪やリードに付けてあげましょう。LEDライトの灯りで周りからも認識しやすくなって危険を避けることができます。最近は首輪やリードが直接光るタイプもあります。

抜け毛対策もばっちり!コロコロローラー

ワンちゃんと生活しているとどうしても避けて通れないのが抜け毛。普通に生活しているだけでも洋服にくっついてきます。

明るい色の服なら目立たないかもしれませんが濃い色の服装だとくっきりはっきり目立ちます。そんなときは粘着性のローラーでコロコロすれば問題なし。百均でも売っていますので部屋に一つ、玄関に一つといったように気軽に使えます。

ワンちゃんと遠出もばっちり車用ペットグッズ

せっかくワンちゃんと生活をしているのなら近所だけお散歩するのは物足りない…。たまには遠くのドッグランや知らない場所をお散歩してみたくなります。

そんなときに車で移動するのならワンちゃんの抜け毛や汚れから車を守るシートなどがおすすめ。ボックスタイプもありますのでお好みで選んでみましょう。

また、出先でのワンちゃんのうんちを車内に入れたくない場合はマグネット式で車のボディにペタッと貼り付けておけるグッズもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?思ったよりも大変に感じた方もいるかもしれませんね。本当にワンちゃんを飼い続けるのは大変です。

犬種によっては初年度で100万円以上かかってしまうワンちゃんもいます。気分じゃなくてもお散歩へはなるべく連れて行ってあげなければいけません。

月々のかかる維持費も長い目でみれば相当な金額になります。しかしそれでもワンちゃんを迎え入れたいと思う気持ちが強いのならご紹介したことをしっかりと理解して迎え入れてあげてください。

ワンちゃんとの生活は大変ですがそれに見合う以上の癒しや楽しさがあります。ワンちゃんとの日々をより一層楽しめるように、ワンちゃんと新しい生活を始める方に少しでも役立てばと思います。