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休診日:全日午前午後

 


あい動物クリニック
愛知県名古屋市千種区徳川山町
2丁目8番22号
TEL:052-752-5030
診療時間
午前9:00~12:00
午後4:00~8:00
休診日:水曜・祝日・日曜午後

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飼主相談室について
更新日時:2016/08/07 09:36:24
3月から7月までの4ヵ月間体調不良により入院していたため、いただきましたご相談に対してご回答することができず大変ご迷惑をおかけしました。
現在、診療は午前中のみ再開させていただいたところです。
せっかくご相談いただきました件のご回答につきましては、誠に申し訳ございませんが、しばらくお時間をいただけましたら幸いです。
ご心配なところ、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。

自己免疫疾患を患っているクリームのミニチュアダックスです。
更新日時:2016/08/07 09:38:02
先程何通かメールを誤送信してしまい、大変申し訳ございません。

現在、自己免疫疾患が皮膚の症状として出てしまい、あるかかりつけの病院で、幹細胞移植とステロイド、免疫抑制剤の投薬治療を行っておりますが、皮膚にできてしまうシコリの症状や、炎症を示す数値は移植を行うと落ち着くという担当医の見解なのですが日に日に皮膚の表面全体が、真っ黒になり、毛も抜けてしまい、家族としては、目で見る症状の改善も含めて望みをかけ、移植を開始し、約10回は行っているのですが、回復傾向には見えず、このまま移植を続ける意味がわからなく、他の先生のご意見をお聞きしたいと思い、またお話の内容次第では、病院を移ることも検討しております。
大まかな内容で、申し訳ありませんが、わかる見解がありましたらご意見を頂ければと思います。
宜しくお願い致します。
3月から7月までの4ヵ月間体調不良により入院していたため、いただきましたご相談に対してご回答することができず大変ご迷惑をおかけしました。
現在、診療は午前中のみ再開させていただいたところです。
せっかくご相談いただきました件のご回答につきましては、誠に申し訳ございませんが、しばらくお時間をいただけましたら幸いです。
ご心配なところ、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。

移行上皮癌の疑い濃厚
更新日時:2016/08/07 09:37:51
はじめまして、お世話になります。愛犬のミニチュアダックス雌12歳が頻尿、血尿、失禁の症状で診て貰ったら、膀胱炎かなって事で抗生物質を7日分貰ってきました。元気、食欲はまずまずでしたが7日目に
まる一日尿がでなくなり来院したところ、エコー及び
検査で膀胱の移行上皮癌の疑いありと言われました。
組織検査にだすけど確定には2週間ほどかかるそうです。膀胱の腫れを薬で治るかとりあえずの様子見という事で今夜は入院となりました。今後の事を考えると不安と悲しみでいっぱいです。最愛の実母を亡くして
20日余りなので愛犬までなんて・・
なんとか希望を持てないものでしょうか?
宜しくお願いいたします。
3月から7月までの4ヵ月間体調不良により入院していたため、いただきましたご相談に対してご回答することができず大変ご迷惑をおかけしました。
現在、診療は午前中のみ再開させていただいたところです。
せっかくご相談いただきました件のご回答につきましては、誠に申し訳ございませんが、しばらくお時間をいただけましたら幸いです。
ご心配なところ、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。

下顎の扁平上皮ガンについて
更新日時:2016/08/07 09:37:34
よろしくお願いいたします。
2年ほど前に東京の先生にご紹介頂き、真菌で診察して頂いたもうすぐ18歳になる雄猫です。
その後、転勤し伺う事ができないのですがご相談させてください。1年前に腎不全末期と診断されてから毎日の自宅輸液とホモトキシコロジー、オゾン治療で穏やかに過ごしていましたら、年末に原因不明の尿閉塞になり半月を尿道カテーテル後半月を圧迫排尿をしてもらい排尿障害が終息した矢先、1月末に下顎に扁平上皮ガンが見つかりました。既に下顎の骨を溶かしていて胃瘻も勧められましたが食べる事が大好きなこと、麻酔、これまでの過酷な治療を思うと踏み切れませんでした。その後、舌の下側に確実に腫瘍は広がりましたが見た目には穏やかに三ヶ月が過ぎました。担当医からは病気との付き合い方が上手く、驚くべき生命力と言われました。しかし今週から舌が更に使いづらくなり食べたいのに充分に食べられなくなりました。強制給餌も私の至らなさか受け入れません。3年前から延命よりもQOLを重視したいと考えているのですが、このまま輸液を減らしたりしながらその日を迎えるのか、お腹を満たしたい彼のために経鼻カテーテルをすべきか悩んでいます。
私にははじめての看取りです。どの意見も正解でどの選択をしても後悔はつきものと言われています。先生ならどの様な選択を提案して頂けるのか、もし宜しければ教えてください。よろしくお願いいたします。
3月から7月までの4ヵ月間体調不良により入院していたため、いただきましたご相談に対してご回答することができず大変ご迷惑をおかけしました。
現在、診療は午前中のみ再開させていただいたところです。
せっかくご相談いただきました件のご回答につきましては、誠に申し訳ございませんが、しばらくお時間をいただけましたら幸いです。
ご心配なところ、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。

うさぎの腰椎骨折後の下肢麻痺について。
更新日時:2016/08/07 09:37:19
初めまして。9歳になるうさぎの事ですが、3月5日に腰椎骨折をしてしまい、(7番目の骨)他院にてステロイドとビタミン剤を投与してもらっているのですが、骨のかこつかも見られ、ずれていた部分もまっすぐになっていました。リハビリの開始と安静解除を言われましたが、下肢の麻痺が全く改善されていません。鍼治療に効果がみられるという記事を見て鍼治療を行ってもらえる病院を探しています。そちらの病院ではうさぎの鍼治療を行っているのでしょうか?うさぎの下肢麻痺に鍼治療は有効でしょうか?
よろしくお願いします。
3月から7月までの4ヵ月間体調不良により入院していたため、いただきましたご相談に対してご回答することができず大変ご迷惑をおかけしました。
現在、診療は午前中のみ再開させていただいたところです。
せっかくご相談いただきました件のご回答につきましては、誠に申し訳ございませんが、しばらくお時間をいただけましたら幸いです。
ご心配なところ、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。

乳腺腫瘍
更新日時:2016/08/07 09:36:44
チワワ10歳メス、避妊手術していません。

乳腺周辺に血管が腫れてるような丸い出来物があります。
小さいのですが中は血?のような紫なんです。
乳腺腫瘍はそんな感じの場合もあるのでしょうか?
腫瘍の画像を見たんですが、紫で丸いものもありました。
硬いです。

3月から7月までの4ヵ月間体調不良により入院していたため、いただきましたご相談に対してご回答することができず大変ご迷惑をおかけしました。
現在、診療は午前中のみ再開させていただいたところです。
せっかくご相談いただきました件のご回答につきましては、誠に申し訳ございませんが、しばらくお時間をいただけましたら幸いです。
ご心配なところ、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。

1歳9カ月ダックスの好酸球性腸炎について
更新日時:2016/02/28 03:51:34
はじめまして。11月初めから嘔吐と下痢を繰り返したため、内視鏡検査と血液検査を行いました。
病理検査では胃に著変認められず、十二指腸は軽度の好酸球性腸炎でした。検査前TP4.2、ALB2.1でしたが、プレドニン5mgオメプラゾール1/2錠を1日1回、ビオイムバスター1錠を1日2回の服用で3日目にはTP6.0、ALB3.0、嘔吐と下痢も改善しホットして
いました。アレルゲン特異的IgE検査ではトウモロコシだけ要注意、リンパ球反応検査は全て陰性でした。

体調が落ち着き、お散歩など日常生活に戻って10日後、食後に嘔吐しゲーッ!カーッ!と中年男性が痰を絡ませ吐くような事を何度か行ったため、病院に連れて行き、レントゲンとエコーを行いました。胸のレントゲンでモヤモヤして輪郭がややボヤけていたため、
肺炎の可能性が示唆され、胃にガスがたまっている
との所見もあったため入院し、抗生剤の注射や点滴治療を受け、昨日退院しました。入院中は食欲あり、嘔吐も下痢もなく元気だったそうですが、胸部のモヤモヤ画像は若干向かって右が鮮明になった位で、あまり変化がないため経過観察となりました。crp0.6で、
膵炎の検査も陰性で、原因の特定ができてません。

症状の話が長くて申し訳ありません。
まだ若いですし、秋から急に体調不良が目立っている
ため、実は免疫力や体力を整え、更には現状ステロイドなど薬の副作用を軽減するために、サイマティクスはどうかと考えています。
特に腸は免疫の要と言われていますが、先生の病院ではサイマティクスでどのような効果を感じていらっしゃりでしょうか。神奈川在住でそちらに通うことは
できませんが、アドバイスをお願い致します。

 メールを拝読させていただきました。ご愛犬の体調が安定せず、ご心配のことと拝察致します。私は直接にご愛犬を診察させていただいている訳ではないので、一般論としてお話し致します。好酸球性腸炎の後、肺炎が疑われたようですが、その原因を注意深く探っていく必要があるような気がします。原因は色々考えられますが獣医師は、感染症(細菌、真菌、寄生虫、咳反射や嚥下反射の機能低下による誤嚥性肺炎など)、アレルギー、腫瘍(ご愛犬は未だ若いですので可能性は低いと思いますが)などの関与がないかについて、飼い主様の情報(特に大切)を得ながら推察していきます。なるべく動物の負担にならないように診断をくだしていくには飼い主様のご協力とご理解が必須です。この部分をあやふやにしてしまうと後に症状が悪化してしまう原因になりかねません。
 しかし、原因を特定できない場合や、治療と併用してサイマティクスセラピーを受けられることはよいと思います.
 サイマティクスは、身体の不協和音を起こしている部位に正常な音(振動)を印加する(あてる)ことによって、音叉のように励振共鳴させ、体の自然治癒力を活性化させる音振による療法です。動物に苦痛を与えるものではないので、施術していただいて、症状が緩和されたかどうかの効果を飼い主様自身が感じていただけることがよいと思います。
 参考にしていただけましたら幸いです。ご愛犬に合った治療を受けられ、ご回復されることを願っております。
あい動物クリニック
院長 原 晋一郎

急性膵炎の診断について
更新日時:2016/02/23 11:13:44
はじめまして。
現在、別の動物病院に入院している11歳になるミニチュアダックスを飼飼っています。
今後の治療方針に困ってメールをさせていただきました。
日曜に何度か嘔吐したので病院に連れていったところ、急性膵炎と診断されました。
その時の数値が下記になります。
・LIP:1,000以上
・炎症反応:6
・上記以外の血液検査は範囲内
・下痢、発熱、腹痛なし
月曜より入院をして24時間点滴をしています。
火曜に再度、血液検査をしたところ
・LIP:350
・炎症反応:5.9
・上記以外の血液検査は範囲内
・下痢、発熱、腹痛、嘔吐なし
火曜夜に療法食を与えたところ食べなかったということで手作り食を木曜夜まであたえていましたが(病院で指示された食材、量)、木曜夕方に水っぽい血便しゅうをしたそうで一度、食事はやめるということになりました。この期間、食事を作ってきてと言われただけで病院としては食事の管理は一切してくれていませんでした。
金曜日の朝食は抜き、昼食は手で口まで持っていけば食べたということでした。
夜ごはんのタイミングで面会に行ったので私の方からあげたのですが、器に盛られた分は全て平らげました。
血液検査の結果
・LIP:568
・炎症反応:1.1
・TBIL:0.7(この検査はこの病院に通い始めて初めて検査しました)
・発熱、腹痛、嘔吐はなし
・下痢は曖昧な発言(たぶんしていない)
その後、幹細胞療法をやらないかと勧められました。
今月から導入したそうで、世の中的には治験の段階だが安全性はある。大丈夫だからやらないか。と何度も何度も勧められました。金額もするものなので考えさせてほしいということで帰宅しましたが、どうしても効果を知りたいだけのように思えてなりませんでした。
今回お聞きしたいのは・院内の血液検査だけで急性膵炎と確定できるのでしょうか(外注検査、エコー検査はしていないようです)
・LIP、炎症反応の数値が高いだけで急性膵炎と確定しましたが他の病気の疑いはないのでしょうか
・血液検査も見た目が変わらないので気が向いたときにだけするのは普通なのでしょうか
毎日測ってほしいとお願いしたところ意味がないからしないといわれてしまいました
・5日入院してあまり数値が下がらない場合、もう少し様子を見るのではなく幹細胞療法など次の治療法を考えなければならないのでしょうか
。乱文で申し訳ございませんが、よろしくお願いします。
 メールを拝読させていただきました。お愛犬が急性膵炎と診断され、入院加療中とのこと、大変ご心配のことと拝察致します。リパーゼの検査についてですが、人用のリパーゼ測定では、膵炎の診断が困難なため、犬の膵炎の診断に有効性のある検査法が開発され、飼い主様のご愛犬がこの検査を行なわれたのであれば、炎症反応(CRP?)も高値を示しているようですので、十分急性膵炎の疑いはあると考えられます。ご心配であれば、別の検査法(犬膵特異的リパーゼ検査)もあります(こちらは、検査日数がかかることと、少し費用がかかりますが精度は高いです)。急性膵炎は、いろいろな原因で活性化された膵酵素(すいこうそ)によって自分の膵臓が消化されてしまい、膵臓やその他の主要な臓器に炎症と障害が引き起こされる病気です。 短期間で軽快する軽症から、多臓器不全(たぞうきふぜん)で死に至る重症(重症急性膵炎)まで、さまざまなケースがあります。犬の急性膵炎の原因はあまり明らかになっていませんが、脂質代謝異常、肥満、不適切な食事、薬物、細菌感染、年齢、また遺伝的な素因も関与していると考えられます。
 急性膵炎の診断がついたら、治療の基本は厳密な絶飲絶食による膵臓の安静と点滴による大量の水分補給が必要になりますので、どうしても入院による加療が必要となります。それでも時には様々な合併症を引き起こし、生命に関わる事態に陥ってしまうこともある侮れない病気です。
 症状が落ち着いたら、低脂肪の食事から始め、症状の再発が認められないかを注意しながら徐々に食事量を増やしていきます。ただ、状態の改善が芳しくない場合は、長期の絶食が強いられるため、高カロリー輸液や経腸栄養(体外から胃、十二指腸を越えた小腸に通したチューブを用いて流動食を投与する)処置)を行なわなければならないこともあります。
 血液検査の頻度に関しましては、症状により必要と思われる時に行なわれるものなので、決して私たちの気が向いた時に行なっている訳ではありません。
必要な場合は1時間おきに行なう場合もあります。
 また、幹細胞療法に関しましてですが、当院でもこの治療を行なうことがありますが、抗炎症作用にも効果がでているとの報告がヒト医療では増えてきているため、獣医療においても、腎炎、腎不全、肝炎、膵炎などに対してこの間葉系幹細胞を投与して、その機能改善を期待する試みが全国の動物病院様で始まっております。治療の一つの選択肢になりうる可能性を秘めた治療法ではありますが、治療開始にあたっては、主治医の先生と飼い主様との間で十分なご説明とご理解ご納得が得られた上で選択し行なうべきのもです。
 今後、元気になって退院された後に飼い主様ができる最大の予防法は食事管理だと思いますので、十分に主治医の先生のアドバイスを聞いて気を配ってあげて下さい。ご満足いただける治療を受けられることを願っております。ご参考にしていただければ幸いです。お大事にしてあげて下さい。

                     あい動物クリニック
                     院長  原 晋一郎

脊髄空洞症の発作と乳腺腫瘍の手術
更新日時:2015/09/16 07:40:39
はじめまして。
うちのチワワ(9歳の女の子)は、6歳の時に初めて、てんかんの発作のような痙攣と泡をふく発作を起こしてしまい、投薬治療をしておりましたが、1度重積発作を起こし注射と点滴をしていただき4日の入院後は1週間ほどで元気になりました。
その後に、MRI検査を受けて脊髄空洞症と診断をうけ今まで投薬治療を続けております。
最近は、発作の頻度が2~3ヶ月に1度だったのが、1ヶ月半に1度くらいの頻度に増え、発作中に失禁してしまうようになりましたが、食欲もあり元気に生活していたんですが、今回胸にしこりを発見し、先生に細胞診をしていただいたら腫瘍との結果だったので手術をすすめられました。
手術となると全身麻酔なので、発作から最低1ヶ月はあけてと前回のMRI検査の際に言われており、今回は最後の発作からまだ2週間しか経っていません。
こういった場合は、もう少し待って手術をした方がよろしいのでしょうか?
初めてしこりを見つけてから1ヶ月くらい絶ちます。(初めて見つけてから、しこりの大きさは変わりません)
全身麻酔もあるので、あまり急がない方がいいと先生もおっしゃっていたんですが、腫瘍が良性か悪性かわからないまま時間が経つことに不安があります。
当方は、離島に住んでおり2件しか動物病院がない状況で、お医者様は脊髄空洞症の犬を診るのも初めてとのことで少し不安があります。
今の状況での全身麻酔にも抵抗がありますが、腫瘍との判断だったので手術は仕方ないものと思っております。
術前の血液検査に問題がなければ、発作から2週間ほどで手術をしてもいいものか、最低1ヶ月は期間をおいてから手術をした方がいいものか、わかりかねる状況です。
乳腺腫瘍の場合は、手術はできるだけ急いだ方がいいのでしょうか?
遅くても10月の始めには手術の予定にしておりますが、また発作が起きれば延期になると、どんどん時間だけが過ぎていき心配です。
乱文で申し訳ございませんが、別のお医者様のご意見も伺いたくご相談させていただきました。よろしくお願い致します。
 メールを拝読させていただきました。ご愛犬が脊髄空洞症という診断を受けさらに胸部にも腫瘍ができてしまったとのこと、さぞご心配のことと拝察いたします。
 さて、脊髄空洞症に関してですが、主治医の先生からはもう説明は受けられているとは思います。この病気は脊髄の中に水が溜まり、脊髄が「ちくわ」のような形になってしまう病気です。原因はさまざまですが、先天的な場合と後天的な場合があります。 後天的なものは、脊椎腫瘍や脊椎炎、あるいは環椎軸椎不安定症(一部で先天性)、椎間板疾患などにより、二次的に発症します。先天的なものは、後頭部の奥にある小脳が生まれつき脊髄の方へ下に落ち込んでいる(キアリ奇形といいます)ことが原因で起こることが多いです。この先天性の脊髄空洞症といっても、その発症年齢はさまざまであり、むしろ中齢になってから発症診断されるケースが多いです。日本においてヒトの医療では難病指定されている病気です。脊髄空洞症に罹った犬では、水頭症やキアリ様奇形(人間に見られる先天性奇形によっておこるキアリ奇形のうち1型に類似した奇形が犬で多く認められる事が近年解明され、その疾患に対する呼び名)、環椎軸椎不安定症などをともなうため、てんかん様発作を症状としておこすことがあります。治療は、内科的治療として小脳による脳幹の圧迫や脊髄空洞症による痛みや不快感を軽減するために内服薬を使用します。それでも満足なコントロールができない場合は、外科的な治療の選択も考慮しなければなりませんが、中齢以降の手術は完全な症状の消退は難しいといわれており、また手術後の再発もみられる疾患なので、主治医の先生との十分な相談が必要です。
 胸部の腫瘍に関してですが、細胞診をしていただいた時には、どのような腫瘍が疑われるといわれたのでしょうか?良性、悪性の鑑別は困難だったのでしょうか?乳腺腫瘍でも悪性のものと良性のものがあります。それによっても治療法の判断が異なります。悪性の腫瘍が疑われる場合、腫瘍の影響のことだけを考えれば、勿論なるべく早くの手術が望まれますが、ご愛犬は脊髄空洞症を持っているので、総合的観点から患者さんとって一番良いと思われる方法を選択するために、考えられる腫瘍のタイプ、血液検査および症状の推移等を考慮して決定されるべきだと思います。そのためにも主治医の先生と十分相談し、飼い主様も一緒に治療に参加していただくことで、より良い結果が得られることを願っております。
 ご参考にしていただけましたら幸いです。お大事にしてあげてください。
           あい動物クリニック
           院長 原 晋一郎



猫の血栓症
更新日時:2015/05/18 21:24:21
13日の夜に突然、後脚が動かなくなり翌日、病院に連れて行った所、心エコーでみてもらい、心肥大で血栓が大動脈に詰まって麻痺していると診断されました。ただ、この疾患は痛みが強く七転八倒するとの事ですが、全く痛がりませんし排尿、排便も猫のトイレに這いずって行っているので、尿意や便意もあるとおもいます。
予後が悪いと言われましたが、本当にこの病気なのか疑問です。

  メールを拝読させていただきました。ご愛猫が大動脈血栓塞栓症と診断されたとのこと。大変ご心配のことと拝察いたします。血栓塞栓症の診断には特異的なものはなく、臨床徴候、身体検査、画像診断、血液検査などによって総合的に判断いたします。飼い主様がおっしゃられるように確かに痛みを示すことが多いですが、血栓塞栓の発生部位やその程度、また塞栓が一時的に生じた後に血流が再通過することもあり症状や経過は一概には言えません。それから心疾患が疑われているようですから、再発も考慮し予防対策も考えていかなければなりませんが、主治医の先生は既に考えられていると思います。突然にご愛猫の異変が起こったことにより、飼主様は不安で動揺されているとは思いますが、今後は飼主様と一緒になって治療を加えていかなければいけませんので、ご不明な点やご不安な点は是非とも主治医の先生にお尋ねしてみてください。私たち獣医師は、それにお答えする義務がありますからご遠慮なさらないでください。ご愛猫がご快方に向かわれることをお祈り申し上げます。ご参考にしていただけましたら幸いです。お大事にしてあげてください。
                   あい動物クリニック
                   院長  原 晋一郎


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